ルミナ :
(茫然とした様子で、断頭台を見上げている。)
碧眼のウィリアム :
……あの後ろ姿は……。
碧眼のウィリアムは、スナイパークロスを使った。
——(ボルトを装填して巻き上げる音)
碧眼のウィリアムは[ステルス]でなくなった
碧眼のウィリアム :
(クロスボウに手を伸ばしたが……やめた。ゆっくりと歩みより)
ルミナ :
……此処で、終わっていた方、が、良かっ、た、のかな……
碧眼のウィリアム :
——情緒不安定かい?裏切りのお姫サマ……。

(侮蔑と嘲笑の音色をたっぷりと含ませた声色で笑いかけ)
ルミナ :
(驚く様子も、警戒心もなく、ただ、ゆっくりと顔を後ろへ向けた)
ルミナ :
私を、捕まえに、来た、の……?
碧眼のウィリアム :
そんな仕事熱心に見えるかい?だがまぁ……それも悪くぁ無いぇな。
碧眼のウィリアム :
(カシャン。)抵抗する気のねえ獲物ほど、狩りやすいものはねえ。ヒャヒャヒャ……。
ルミナ :
"特務"、でしょ……? だったら、果たして、よ……
碧眼のウィリアム :
…………あ?
ルミナ :
ねえ、領主様、に、選ばれ、た……特別、な……

私、の……憧れ…… …………違う、ちが、う……
碧眼のウィリアム :
……相変わらず、わけのわからねえことばかりブツブツと。
ルミナ :
お前、は……お前、達、は……あの子、を、傷付け、た……
ルミナ :
…………でも、もう、いいの。

……お前を、殺して、も…… 意味、無いみたい、だか、ら……
碧眼のウィリアム :
……あァ? テメェ、さっきから何が言いたい……。

一人で勝手にブツクサと……気味がわりィんだよ!
ルミナ :
………泣かない、よ。そんな、ひどい、こと、言われたっ、て……
碧眼のウィリアム :
(構えたクロスボウが、頬を掠めるような近さを射抜く……!)
ルミナ :
……っ
碧眼のウィリアム :
……ほォ、動じねえのか。その肝っ玉だけは褒めてやるよ。
ルミナ :
……ふ、ふふ……ふふふふふ……(たらり、と頬から血を流しながら、笑い声をあげだして

生きて、る、ね……私、まだ…… もう、終わり、たい、のに……
碧眼のウィリアム :
……。
碧眼のウィリアム :
その言葉……よぉく聞き覚えがあるぜ。

もう一人の裏切りモンを思い出す……ああ、ムカつくぜ!
ルミナ :
……一緒に、しないで、よ……

あの子、は、……あいつ、は……私の、こと、も……

……居場所、無くなっちゃった。…………そうだ、

……お前の、証。……それ、が、あれ、ば……

また、私、領主様、の……御傍、に……
碧眼のウィリアム :
…………。(何を指しているかを察し)
ルミナ :
(すーっと、人差し指を伸ばして。)
碧眼のウィリアム :
——ッ気味ワリィんだよっ、この幽霊女が!
碧眼のウィリアム :
(一歩距離を離すと、もはや対話は無用とばかりに新たなボルトを装填し)
イズハ :
……もう、いいよ。ルミナ……
イズハ :
(ただでさえか細い声が、更に一段と小さくなったような気がして。
ルミナ :
闇に紛れる!
ルミナは[
ステルス]になった
イズハ :
闇に紛れる……
イズハは[ステルス]でなくなった
イズハは[
ステルス]になった
イズハは[ステルス]でなくなった
碧眼のウィリアム :
(纏う空気が明確に変わったのを見れば、ビク、と反応し)
イズハ :
(髪飾りを契り、投げ捨てた。)
イズハ :
……居場所、は、見つけ、たり…… 与え、られる、もの……違う、……
イズハ :
奪う、もの……なんだ、ね……
碧眼のウィリアム :
——ッ……気狂いにつける薬は無ェ。

ここで死ねよ! ——イズハッ!(引き金を引いた!)
イズハ :
……そう、私、は、イズハ。
イズハは、"出羽" を使った。
透き通るような刀身が、光り輝いた。
碧眼のウィリアムによってアクティブシーンになりました。
Round 1
碧眼のウィリアム :
スナイパーボルト!
ボルトが風を貫き、イズハへと飛来する! 達成値:29
+14
イズハは防御した。
ダメージを6軽減!  
+11
/2
イズハに8のダメージ  
+15
イズハは移動した。
イズハは[12,10]へ移動した。
イズハ :
"イズハ"……怖く、なんか、ない、よ。 エヴォーク……
心の闇が顕現し、"ルミナ"を覆い込んだ。
クリティカル!
イズハは[
ステルス]になった
碧眼のウィリアムは移動した。
イズハ :
ファストステップ……
イズハは[9,7]へ移動した。
碧眼のウィリアムは[8,6]へ移動した。
イズハの
シャドウムーブはAPが足りず失敗した。
碧眼のウィリアム :
マルチボルト!
二つのボルトがイズハを襲う! 達成値:25
+16
碧眼のウィリアムはWillを使用した!
イズハに10のダメージ  
+15
イズハに16のダメージ  
+15
Round 2
イズハ :
シャドウムーブ……
イズハが身を潜めつつ移動する!
イズハの行動は失敗した。
碧眼のウィリアム :
炸裂ボルト!
イズハの足元で、突如として破裂音が響いた!
碧眼のウィリアムの
マルチボルトはAPが足りず失敗した。
イズハ :
シャドウムーブ……
イズハが身を潜めつつ移動する!
イズハは[7,5]へ移動した。
イズハ :
チャージ……
イズハは力をためた!
碧眼のウィリアム :
ファストステップ!
碧眼のウィリアムは[7,4]へ移動した。
イズハは[ステルス]でなくなった
イズハは[
チャージ]になった
碧眼のウィリアムの
マルチボルトはAPが足りず失敗した。
イズハの
ヴォーパルスラストは距離が合わず失敗した。
ダメージを+1d修整した。
Round 4
碧眼のウィリアム :
マルチボルト!
二つのボルトがイズハを襲う! 達成値:22
+16
イズハは防御した。
イズハはWillを使用した!
ダメージを12軽減!  
+11
イズハに3のダメージ  
+15
イズハに4のダメージ  
+15
イズハは移動した。
イズハは[10,9]へ移動した。
イズハ :
エヴォーク……
心の闇が顕現し、"ルミナ"を覆い込んだ。
イズハは[
ステルス]になった
Round 5
碧眼のウィリアム :
(ジ……と覆面の奥から隙を観察し)
イズハ :
(靄の掛かったような錯覚。彼女の姿を捉えることは難しい。)
碧眼のウィリアムは、Willポーションを使った。
碧眼のウィリアムはWillポーションを飲んだ。
碧眼のウィリアムは1のWillを回復した。  
イズハは移動した。
イズハは[10,9]へ移動した。
イズハ :
シャドウムーブ……
イズハが身を潜めつつ移動する!
イズハは[10,9]へ移動した。
イズハ :
シャドウムーブ……
イズハが身を潜めつつ移動する!
イズハは[8,7]へ移動した。
Round 6
イズハの
ヴォーパルスラストは距離が合わず失敗した。
碧眼のウィリアムは移動した。
碧眼のウィリアムは[13,9]へ移動した。
碧眼のウィリアム :
ステップ!
碧眼のウィリアムは地を蹴った。
碧眼のウィリアムは[13,9]へ移動した。
イズハの
ヴォーパルスラストは距離が合わず失敗した。
イズハは[ステルス]でなくなった
Round 7
碧眼のウィリアム :
……ッ、そこかァっ!!
イズハは、マルチポーションを使った。
イズハはWillを使用した!
誰に使いますか?
イズハが[イズハ]を選択しました
イズハは24回復した。  
イズハは4のSPを回復した。  
碧眼のウィリアム :
マルチボルト!
二つのボルトがイズハを襲う! 達成値:27
+16
碧眼のウィリアムはWillを使用した!
イズハは防御した。
ダメージを6軽減!  
+11
イズハに16のダメージ  
+15
イズハに20のダメージ  
+15
イズハは[
重傷]になった
イズハの
移動はAPが足りず失敗した。
Round 8
碧眼のウィリアム :
テメエ…っ!
イズハ :
(にたり、と笑みを浮かべながら、懐から一つの瓶を落として。)
碧眼のウィリアム :
——そんだけ満身創痍で、笑ってんじゃねえ!バケモンがよっ!
碧眼のウィリアム :
グルーボルト!
粘り気のある樹脂が、イズハの足元を絡めとる! 達成値:26
+16
イズハは回避しようとした。
イズハは回避に失敗した。 達成値:9
イズハは[
移動禁止]になった
イズハの
移動は状態によって失敗した。
碧眼のウィリアムは攻撃した。 達成値:21
+16
イズハは防御した。
ダメージを6軽減!  
+11
イズハに5のダメージ  
+15
イズハの
ヴォーパルスラストはAPが足りず失敗した。
ダメージを+1d修整した。
イズハは[移動禁止]でなくなった
Round 9
イズハ :
(幾多の矢が刺さりながらも、その足を止めることは無い。)
イズハは、カオティックポーションを使った。
ダイスロール……[1]
イズハに2のダメージ  
イズハは[
気絶]になった
碧眼のウィリアム :
ステップ!
碧眼のウィリアムは地を蹴った。
碧眼のウィリアムは[11,6]へ移動した。
碧眼のウィリアムは攻撃した。 達成値:28
+16
イズハに17のダメージ  
+15
Round 10
イズハ :
ぁっ…………
碧眼のウィリアム :
(最後の一射は、少女の瓶ごと射抜いた。)
戦闘を終了します。
碧眼のウィリアムが[はい]を選択しました
アクティブシーンが終了しました。
イズハ :
(禍々しい気泡の立つ薬瓶。毒瓶。それから、よく覚えのある、血のような鈍い赤に光る石。)
碧眼のウィリアムはイズハを応急手当した。
イズハは[気絶]でなくなった
イズハ :
(それらを転がしながら、操り人形の糸が切れてしまったかのように、力なく倒れた)
碧眼のウィリアム :
ハ、ァ……はあッ……!(覆面の奥で息を荒げ、何度も呼吸を整える。手の内の汗をローブで幾度も拭った。)

……なんてモノを使おうとしやがる。完全にイってんのか、この女……。
イズハ :
ふ、ふふ………… ふふふふ、ふふ……… 遠い、な、ぁ……
碧眼のウィリアム :
……。(なおも笑うイズハの姿に、何か底冷えしたものを感じた様子で)
イズハ :
私、の、……憧……れ…… (這う様に少しずつ迫りながら、腕を伸ばして。
碧眼のウィリアム :
やっぱり……殺しとくしかねえな。あばよ、可哀そうなお姫サマ……。(地に向けて、片手でゆっくりとクロスボウを突き付け)

(眉間に標準を当て、ゆっくりと、引き金を引——)
イズハ :
…… ……(焦点は、突きつけられたクロスボウでも、覆面の奥でもなく。どこかに携えた、黒い証に合わさったまま。)
碧眼のウィリアム :
——……。(——引きかけて、その視線を見て止まった。)
碧眼のウィリアム :
……おい、ヘラ姫。テメェ、こいつが欲しいんだな?
碧眼のウィリアムは、"特務"の証を使った。
碧眼のウィリアムは[
教団"特務"]になった
碧眼のウィリアムは[教団"特務"]でなくなった
イズハ :
……(返事は無い。ただ、手のひらに載せられれば、動かぬ四肢の代わりに、必死にそれを追う様にして視線が動いた。)
碧眼のウィリアム :
ククク……そうか、そうかそうかそうか。

それならよォ、テメェ……まだ使い道あるぜ。

(屈みこむと、その特務の証を、まるで"待て"をするように目の前で吊り下げて。)

特務の証はこれ一つじゃねえ。そして……今、行方が知れなくなってるモノが1つ、ある。
イズハ :
ぁ、…… ……
碧眼のウィリアム :
シリル・ライツ……。あの殺されたはずの優男のソレが……いつの間にか消えていやがる。

アレはどうやら、まだくたばってねえらしい。——テメェ、それ狩ってこいよ。
イズハ :
シリル、……君…… ……(朧気に、その名を呟いて)
イズハ :
そ、そん、な…… 私、できな、…………
碧眼のウィリアム :
そうすりゃ、オレがマグヴェインにテメェを推薦してやってもいい。……何より、"特務の証"の現物を奪い取ってんだ、誰も文句はつけねえ。

お前が居られる最後の"居場所"のチャンスだ。
イズハ :
……奪い、取る…… 奪う…… 

私、の……最後、の……居場所…… シリル、君、から……

……奪う…………
碧眼のウィリアム :
オメエ、いいこと言ってたよな。

居場所は、見つけたり、与えられるものとは違う。
碧眼のウィリアム :
奪うもの、だってよ。
イズハ :
……(その言葉に応じるかのように、刀を杖に、ゆっくりと立ち上がって。)
イズハ :
(散々に傷付いた身体の痛みを全く感じさせない程に、軽やかに、楽し気に微笑んだ。)
碧眼のウィリアム :
……そう。そのイカれた執念がありゃあ……マグヴェインの旦那も、お前を寵愛するだろうさ?

殺せ。奪い取れ。刈り取れ。
イズハ :
……ふ、ふふ………… 持って、る、と…… いい、なぁ……

待って、て、ね…… シリル、君……
碧眼のウィリアム :
(自らの証を胸元にしまい込み、立ち上がる)

さぁ行けよ、イズハ。テメェはまだ戦える、戦士だ。
イズハ :
そう、……私、は、……イズハ。まだ、私、は……。
イズハ :
闇に紛れる……
イズハは[
ステルス]になった
碧眼のウィリアム :
……壊れかけのな。(と、小さく呟いて、醜悪に嗤った。)
碧眼のウィリアム :
闇に紛れる!
碧眼のウィリアムは[
ステルス]になった